高齢化社会を迎える日本ですが、身内の親族が亡くなった際などに問題になる遺品整理。家を丸ごと掃除したりする中で、遺品の中に着物がたくさんあって着こなす自信も機会もないのでできれば着物買取を利用したいと言う方が多いと思います。
しかしなかなか着物を買い取ってもらうような機会に恵まれず、どこに持ち込めばなるべく高い値段で引き取ってもらえるのか心配になると思います。見積もりを出してくれる会社もありますが、なるべく早くどうにかしたいと言う場合以外は自宅近所の着物買取の看板を出している会社にお願いする事が多いのではないでしょうか。個人的な体験を言いますと私の祖母が亡くなった際に高価なものは残して、そこまでではないような物は海外にいる知人(アンティークの着物を扱う仕事をしていました)にお願いして引き取っていただきました。あまりメジャーではありませんが、現地の日本食レストランなどがオープンする際にフロアの飾りとして使う事があるようです。捨てる神あれば拾う神あり、と言う言葉の意味を見た気がしました。